節約食材のおすすめ10選!料理のバリエーションの豊富さや日持ちのしやすさなども考慮!
日々の食費を抑えるには、いかに節約食材を取り入れるかがポイントになってきます。
ただ、節約食材選びで重要なのは値段の安さだけではありません。栄養面や料理のバリエーションの豊富さ、日持ちのしやすさなども重要になってきます。
当記事では上記の点を考慮したおすすめ節約食材10選を紹介します。
節約食材のおすすめ10選を紹介
【1】もやし
節約食材の定番と言えばもやしですね。
1袋10円前後で売っていることもあったりと、「もやし農家さんは儲かってるの?」と心配になるくらい安いですよね。
炒め物や和え物、鍋などに使えるのはもちろん、色んなメニューのかさ増しにも使えます。
栄養がないと思われている方も多いかもしれませんが、実はカリウム・カルシウム・ビタミンB群・ビタミンC・食物繊維などいろんな栄養素を含んでおり、高血圧予防や疲労回復などの効果が期待できたりと、まさにコスパ最強の食材と言えます。
ただしあまり日持ちしないのが難点です。
基本的には買ったその日に使い切るのがベストですが、数日使わない場合は、保存容器にもやしを入れて、もやし全体が浸るくらいの水を入れて冷蔵庫で保存するといいですよ。水は2日に一度は取り替えるようにしましょう。
長期間使わない場合は冷凍してしまいましょう。買ってきた袋のまま冷凍庫に入れてしまえばOKです。使いかけの場合はしっかり水気を切ってジップロックなどに入れてしっかりと空気を抜いて保存しましょう。1ヶ月近く持ちます。
【2】豆腐
豆腐も節約食材の定番ですね。
スーパーによっては30円前後で買えることもあります。たんぱく質が豊富で低カロリー!ヘルシーなので毎日でも食べたいですね。
そのまま食べてももちろん美味しいですし、サラダやスープ、豆腐ハンバーグ、グラタンなどアレンジもしやすく、メイン料理から副菜まで使える万能食材です。
ただし、豆腐ももやし同様にあまり日持ちしないのが難点です。
使い切れなかった場合は、タッパーなどの保存容器に入れて、豆腐が被るくらいの水を入れて冷蔵庫で保存するようにしましょう。水は毎日取り替えてください。これで4~5日くらいは持ちますが、早めに使い切るのがおすすめです。
冷凍保存もOKです。未開封ならそのままでいいので楽チンです。開封している場合は、水気を切ってジップロックなどの密封できる袋に入れて冷凍します。食べやすい大きさに切っておけば、使う時に便利です。冷凍なら2~3週間持ちます。
【3】鶏むね肉
コスパ最強のお肉と言えば鶏むね肉ですね。
安さだけでなく美味しさも兼ね備えており、焼いてもOK、煮てもOK、揚げてもOK、蒸してもOKと、どんな調理法にも向いているから色んな料理が楽しめます。調理法によってはマヨネーズやヨーグルトなどで漬け込むことで、柔らかくジューシーに仕上がります。
また、鶏むね肉は低脂質・高タンパクな食材というのも嬉しいポイントですね。
ただお肉なので日持ちはしません。すぐに使わない分は冷凍保存しましょう。
冷凍保存する際は、水気をペーパータオルでしっかりふき取りましょう。そのまま冷凍用保存袋に入れて保存してもいいですが、塩・こしょう・砂糖を少々ふり、酒を加えて揉み込んでから保存すると、お肉が柔らかくなるのでおすすめです。
しっかりと下味をつけて冷凍しておく「下味冷凍」もおすすめです。下味冷凍しておけば解凍して焼くだけで食べられます。
【4】きのこ類
きのこ類は室内栽培で天候などの影響を受けにくい環境で作られるので、1年中安定した価格で購入できる食材です。
しめじ・えのき・まいたけ・しいたけなど、きのこは種類も豊富で、鍋や炒め物、和え物といった色々な料理に使えて、種類によって味も食感も異なるので飽きずに楽しめます。
低カロリーでビタミン類、カリウム、ナイアシンなど健康維持に欠かせない栄養素や成分を多く含むので、ぜひとも毎日食べたい食材です。きのこの種類によって栄養素は異なるので、料理によって使い分けて食べるのがおすすめです。
きのこ類はその日に使わない分は冷凍保存するのがおすすめです。きのこ類は冷凍保存すると細胞壁が壊れるため、栄養素や旨味が出やすくなると言われています。
保存する際の注意点として、基本的にきのこ類は、風味が落ちるのを避けるために洗わないようにしましょう。土などの汚れが気になる場合は軽くふき取るようにしましょう。
手でほぐして冷凍保存袋に入れて保存しておくと、そのまま使えて便利です。冷凍保存でだいたい3~4週間ほど持ちます。
【5】にんじん
にんじんは年中収穫されており、1年を通して比較的価格が安定しているので、平均して安く買うことができます。
色んな料理にも使いやすく、煮物や炒め物、スープの他、そのまま食べても美味しいので、サラダにも使えます。
がん予防効果のあるβカロテンや、高血圧予防のカリウム、便秘解消の食物繊維など、栄養素も豊富です。皮にも栄養があるので、皮ごと食べるのがおすすめですよ。
にんじんは比較的日持ちしやすい食材です。保存をする際は水気をしっかりふき取り、新聞紙やペーパータオルで包んで冷蔵庫に保存しましょう。冬であればそのまま冷暗所で保管しておいても大丈夫です。
また、育った土の中と同じような環境にすることが望ましいので、可能であれば縦に置いて保存するといいでしょう。上手に保管すれば1ヶ月ほど持ちます。
ただし切って余ったにんじんは、切った部分から乾燥して傷みやすいので、使いやすい形に切ってから冷凍保存するのがおすすめです。
【6】キャベツ
キャベツは時期により多少の価格変動はありますが、基本的に安く買えるので節約食材として打ってつけです。
安い時期ならキャベツ一玉100円ほどで買えて、何食分にも使えるのでかなりお得ですね。どんな調理法・料理にも合いますし、メインにもサブのおかずにも使えて、まさに万能食材と言えます。
また、キャベツの芯は捨ててる人が多いかもしれませんが、キャベツの芯は栄養価が高い部分なので、捨てずに食べるようにするといいですよ。細かく切ってスープに入れたり、煮込み料理に使ったり、炒め物の具材として使ってもいいでしょう。
キャベツを保存するときは、芯をくり抜き、くり抜いた部分に湿らせたキッチンペーパーを詰めて、ポリ袋にいれるかラップして冷蔵庫に入れて保存しましょう。2週間ほど持ちます。カット済みのキャベツを保存する場合は、切り口から傷みやすくなるため、切った断面を軽く湿らせたキッチンペーパーで覆い、ポリ袋に入れ保存します。1週間~10日ほど持ちます。
冷凍保存する場合は、千切りやざく切りにして冷凍用保存袋に入れて、空気を抜き冷凍しましょう。3~4週間ほど持ちます。
【7】じゃがいも
じゃがいもは食べ応えがあり、満腹感を得られるので、節約食材には持って来いでしょう。
煮る・焼く・揚げるなど色んな調理ができるので、お味噌汁や肉じゃが、ポテトサラダ、カレー、フライドポテトといった定番料理はもちろん、その他料理のレパートリーも広がりますね。
ただし、じゃがいもは気候の影響を受けやすく、価格が高騰してしまうことがあるのが難点です。安い時期に大量に仕込んでおくといいですよ。
じゃがいもは日持ちしやすく、1個ずつ新聞紙などで包んで冷暗所で保存しておけば、1~2ヶ月持ちます。日に当たると芽が出たり変色したりするので、日の当たらない且つ、風通しの良い涼しい場所で保存するようにしましょう。気温の上がる夏は、冷蔵庫に入れて保存するようにしましょう。
【8】玉ねぎ
玉ねぎは1ネット(中4〜5個)100円ほどで購入出来て、どんな料理にも使えるので、節約に持って来いの万能食材です。
しかも玉ねぎは日持ちするので、常備野菜としても向いています。
そして栄養素も豊富です。玉ねぎには硫化アリルという血液をサラサラにしたり疲労を回復してくれる成分が含まれているほか、カリウムや食物繊維など、健康を維持するのに必要な栄養素がたくさん含まれています。
ただしじゃがいも同様、玉ねぎも気候の影響を受けやすく、価格が高騰してしまうことがあるのが難点です。安い時期に大量に仕込んでおきましょう。
玉ねぎは高温多湿に弱いので、風通しが良く、日の当たらない涼しい場所で、1個ずつ新聞紙などで包んで保存するようにしましょう。1~2ヶ月持ちます。気温の上がる夏は、冷蔵庫に入れて保存するようにしましょう。大体1ヶ月持ちます。
【9】たまご
たまごは、1年中安定した価格で購入でき、1パック10個入りで200円前後なので、1個20円ほどと考えるとかなり安いです。しかもスーパーで特売になることも多く、1パック100円ほどで購入できることもありますね。
生で食べても加熱して食べても美味しい卵は、いろんな食べ方ができるのも大きな魅力です。
王道の卵かけご飯をはじめ、ゆで玉子にしてサラダにしたり、玉子焼きや、炒め合わせて色んな料理のアクセントにすることもできます。
また、栄養面においても非常に優れた食材と言えます。体を作るのに欠かせないたんぱく質が豊富で、その他にもビタミンや、カルシウム、鉄、亜鉛といった健康を維持するのに必要な栄養素が豊富に含まれています。
保存方法は冷蔵庫で保存するようにしましょう。生で食べる場合は基本的には賞味期限内に食べることを推奨しますが、加熱調理をして食べる場合には賞味期限が過ぎても大丈夫だと言われています。冷蔵庫できちんと保存をし、食べる時にしっかりと加熱調理をすれば、賞味期限が切れた後も1ヶ月近くはもつので、常備食材としても使えます。
【10】豆苗
豆苗は、1年中価格が安定していて、安く購入することができます。
そして何といっても豆苗は再生栽培できるのが一番の魅力です。食べ終わった後、根を水に浸しておけば、再生して新しい芽が伸びてくるので、繰り返し食べることができます。
豆苗はクセもなく食べやすい食材なので、サラダや和え物、鍋物、お味噌汁の具など、いろんな料理に使えます。
低カロリーで栄養価が高いのも魅力です。βカロテン、ビタミンK、葉酸など身体に嬉しい栄養素がたっぷり含まれています。
保存方法は、根元をカットして水洗い後、タッパーなどに入れて水に浸し、冷蔵庫で保存します。水は2~3日おきに取り替えましょう。これで10日ほど持ちます。
まとめ
食費を節約するのなら、ただ安いだけのものを買うのではなく、美味しくて色んな料理に使える食材を使いたいものです。
また、せっかく安く購入してもすぐに傷んだり腐ったりして捨てるハメになってしまっては元も子もありません。しっかり日持ちさせることができるかどうかも重要です。食品ロスを防ぐためにも、すぐに食べきれない場合は、冷凍保存も上手に活用しましょう。
当記事では上記も踏まえたうえで、おすすめの節約食材を紹介しました。
ぜひ今回紹介した節約食材を上手に活用して、栄養バランスを考えつつ色んなレシピを楽しんでください♪
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