洗濯の節約方法とは?水道代や電気代だけじゃない、洗剤や柔軟剤の使い方などの何気ない習慣を見直すことも重要!

洗濯の節約方法とは?水道代や電気代だけじゃない、洗剤や柔軟剤の使い方などの何気ない習慣を見直すことも重要!

「掃除洗濯」という慣用句もあるように、家事の代名詞ともいうべき日々の洗濯は、「洗い・すすぎ・脱水」などたくさんの工程があることから、節約のポイントも多いものです。

洗濯は洗濯機がやってくれるものと考えがちですが、水道代や電気代のほかにも、洗剤や柔軟剤の使い方といった何気ない習慣を見直すだけで、毎日確実に節約を積み重ねることができます。

洗濯をとおして小さな出費の無駄をチェックし、貯蓄を増やすと同時に地球環境にもやさしい洗濯をはじめてみませんか。

洗濯に使う「水」を節約する方法

洗濯の節約方法で、まずはじめに押さえておきたいのは水道代です。水道料金は各自治体によって設定されているため地域によって開きはあるものの、洗濯機を一回使用するたびに大量の水が必要です。

洗濯機の節水効果はメーカーや機種よっても異なりますが、標準的な4人家族で8kgサイズを使用する場合、洗いからすすぎまで一回の洗濯に消費する水の量は約100Lにもなります。しかも下水道料金のことまで考えると、なおさら見逃すことはできません。

一般的によく知られているのは風呂の残り湯を洗濯機に移して使用するという方法です。とくに自然派の粉末洗剤にこだわる家庭では温かいお湯で洗う方が汚れが落ちやすいという点がメリットとしてあげられます。

風呂の残り湯を使う場合の注意点

ただし、近ごろの洗剤は冷たい水でも強い洗浄力を発揮する製品も数多く出回っており、家族全員が入ったあとのお湯ではレジオネラ菌などの衛生面が心配という方も少なくないでしょう。

家族の人数にもよりますが、雑菌の数は入浴直後のお湯で2倍から10倍になり、さらに一晩放置してしまうと入浴直後の約1,000倍にまで増加します。残り湯を洗濯に利用する場合は湯船に浸かる前にあらかじめ体の汚れをよく落とし、入浴直後の温かいお湯を使うことや、「洗い」モードのみ使うなどの工夫でデメリットを抑えましょう。

また、メーカーや機種によっては故障の原因になるとの理由から風呂の残り湯が使えないケースもあります。実践を検討する際は説明書にも目を通しておきましょう。

洗濯機の機能をフル活用して節約

洗濯にかかる費用を効率的に節約するためには、洗濯機を上手に使うことも大切です。説明書を読んで各機種ごとの機能を把握し、それぞれの家族構成やライフスタイルに合ったコース選択をしましょう。

一度の洗濯にかかる水道光熱費は洗濯機のメーカーや機種によっても幅がありますが、家電製品の性能は日々進歩しています。古い洗濯機を大切に使っていては、かえってランニングコストがかさんでしまうということも考えられるのです。

洗濯機の買い替えを検討してみるのもアリ!

多くの家電メーカーでは交換部品の保有期間が8年と決められているため、一般に洗濯機の寿命も「8年」といわれています。ですが、実際は8年を過ぎてもまだまだ使えることが殆どです。つい先延ばしにしているという場合は、買い替えを検討してみると驚くほど費用を節約できることがあります。

また、一人暮らしで大型の洗濯機を使っていたり、家族が増えて洗い物が増えたりする場合もあるでしょう。無理に旧来の洗濯機を使い続けるよりも、まだ十分使えるうちにリサイクルショップなどを利用してライフスタイルに合った新品を買い替える方法もあります。

洗剤類にかかる費用を節約

洗剤や柔軟剤は、たくさん使ったからといって効力がアップするというわけではありません。入れすぎはそれ自体が無駄になるだけでなく、すすぎにかかる時間や水の量にもかかわります。多少面倒でも洗濯機の容量に合った量を計って使用する習慣をつけましょう。

また意外と知られていないことですが、洗剤類はボトル入りの方が詰め替え用よりも割安になっていることがあります。詰め替え用は不燃ごみを減らせるメリットがありますが、必ずしも容器の分だけお買い得というわけではないので、価格をよくチェックしてから購入するようにしましょう。

一人暮らしに適した洗濯の節約方法

一人暮らしの洗濯でまず気を付けたいのは、洗い物の分量です。洗濯機で一度に洗う洗濯物の量は、多すぎても少なすぎても効率的ではありません。もっとも費用を節約できる目安は洗濯機の容量の80%程度で、単身赴任や学生などの一人暮らしなら少量の洗濯物を毎日こまめに洗うよりも、2日おきの方が水道代や電気代の節約になります。

汚れ物を溜めこむのには抵抗があるとか、汚れがひどくて放置するのは衛生的でないと判断した場合は、入浴タイムを利用して手洗いするとよいでしょう。デリケートな下着類やニットはやさしく手洗いすることで布地を痛めず、風合いを長く楽しむことができます。

まとめ

家事仕事の代表ともいえる「洗濯」には、電気代・水道代・洗剤類にかかる費用など、貯蓄を増やすために見逃せないチェックポイントがたくさんあります。まずは洗濯機の容量に合わせて洗濯物を入れることや、洗剤類はしっかり計量して入れ過ぎないこと、一人暮らしなら少量の洗濯物は手洗いすることなどで節約を図りましょう。

場合によっては洗濯機を買い替えることでランニングコストを削減することができます。家族が増えれば洗濯機も一日に数回稼働することになるため、日々の積み重ねで着実に節約し貯蓄を増やしていきましょう。

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