まずは10万円を貯金しよう!無理なく貯めるコツとは?
将来のことや予期せぬ出来事に備えて、ある程度の貯金はしておきたいものです。そうはいっても日々の暮らしに追われ、なかなか貯金ができないのが現実だといえるでしょう。
最初から大きな金額を目指して貯金をスタートすると、その果てしない道のりに挫折してしまうことが多いものですが、「10万円」という手頃な金額を目標に据えると、意外とうまく貯金ができるものです。
この記事では貯金の手始めとして、無理なく10万円を貯めるために、どのようにしていけばよいのかコツをご紹介していきます。
無理のない範囲で貯金計画を立てる
お金を貯めていく上で、自身に見合った貯金額を設定することは重要です。厳しすぎる貯金額を設定するとストレスがたまって長続きしませんし、甘過ぎる貯金額を設定するといつまで経ってもお金は貯まりません。
実は、毎月の収入に対する無理のない貯金額は月収の内、10~15%くらいが理想的とされています。まずは、この割合に従って月収から理想の貯金額を算出して、目標を設定しましょう。
たとえば、月収が20万円ならばその内の10%に当たる2万円を毎月貯金にまわして、5ヶ月で10万円を貯める、といった具合に計画するとよいでしょう。
家計簿をつけてお金の流れをつかみ無駄を見つける
貯金や節約をするならば、まずは家計簿をしっかりとつけるようにしましょう。家計簿をつけることで、食費や光熱費、ローンや保険料といった支出の変動をうまく整理していくことができるからです。
加えて、家計簿をつければ支出を客観視することができ、自身の無駄遣いの癖を把握し、対策を立てることができます。たとえば、「コンビニでついついお金を使いすぎている」という無駄遣いの癖を発見できたら、「節約のためにコンビニに行かない」と対策を立てて、貯金に繋げていきます。
お金の先取りをするようにする!
確実に10万円貯金をしたいのならば、「月末に残ったお金を貯金にまわす」のではなく、「給料日に目標貯金額を先取りして、残ったお金で生活する」ようにするのが大切です。お金を手元においておくと、ついつい使いすぎてしまうからです。
また、お金を先取りする際には、「自動積立定期預金」を使うと便利です。
自動積立定期預金とは、普通口座から貯蓄用の口座に、毎月決まった日にお金を移してくれる機能のことです。この機能を使って、目標とする貯金額が給料日に貯蓄用通帳に移るようにすれば、うまく貯金ができます。
固定費を見直す
月々に必ずかかる固定費を見直すのも重要です。生命保険の費用や新聞や雑誌の購読費用、趣味や習い事の月謝などで不要なものはないかを確認しましょう。
また、水道費や光熱費を抑える努力をするのも大切です。家にいる時間を減らし電気代がかからないようにしたり、お風呂のシャワーを控えたりするだけでかなりの節約ができます。
日常にかかる費用で無駄がないかを見直し、少しずつ消費を抑えることが10万円の貯金に繋がります。
スマホを格安SIMに変える
もしもスマホを大手キャリアで契約をしているなら、UQモバイルなどの格安SIMに替えることで毎月数千円節約することになります。
また、スマホ以外にもコンタクトレンズやお米などをネットで最安値で購入するようにすれば、かなり節約できるようになります。
お弁当と水筒で外食を減らす
10万円の貯金をする上で日常のちょっとした支出を抑えることは大切です。特に、外出をしたときにお昼をコンビニなどで買ってしまうと高くつきますし、デザートなど余計なものを買ってしまう危険性もあります。前日の夕食の残り物などを活用して、毎日お弁当を作るようにしましょう。
また、ペットボトル飲料も一本は安くとも、積もり積もればかなりの出費に繋がります。ペットボトルを買わなくてもよいように、水筒を持参するようにしたいものです。
こうした日常のちょっとした消費も見直すようにしましょう。
株式投資や副業をする
貯金をするならば節約だけでなく、お金を生み出すことも考えるとよいでしょう。
貯まったお金を株式やFXに投資して資産運用をしてみると、銀行の利息よりも多くのお金が手に入る可能性があります。
また、休日などに本業の負担にならない程度で、短期アルバイトをしてみるのもよいかもしれません。アルバイトができなくても、隙間時間を活用して、在宅ワークやアンケートモニターでちょっとしたお金を手に入れたり、アフィリエイトに挑戦してみたりするのもよいでしょう。
さらに、不要なものが多くあるのならば、廃棄してしまうのではなく、ネットオークションやフリマアプリを利用してお金に換えることも検討してみるとよいでしょう。
まとめ
まずは10万円の貯金を目指すのならば、毎日家計簿をつけてお金の流れや無駄を見つけ、対策を練ることが大切です。節約の方法としては、貯金したいお金を先取りしたり、お弁当を作って外食費を抑えたりする方法がありますが、無理なく続けていくことが重要となってきます。また、収入が少ないのならばちょっとした副業をしたり、投資をしたりしてお金を増やすことも考えていくとよいでしょう。
収入の10~15%を貯金にまわして、ストレスにならない程度で節約をしていきましょう。
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