結婚までに貯金をする方法!結婚にかかる費用はどれくらい?
婚約したばかりのカップルは、結婚式や新生活への期待を胸に幸せいっぱいの時間を過ごしていることでしょう。
人生において大きな喜びのイベントのひとつである結婚ですが、お金の心配があることも確かです。結婚式や新生活に向けて、平均でどれくらいの費用がかかるのでしょうか。また、これらの支出をどのように賄うのでしょうか。
この記事では、結婚するまでの二人の貯金方法と、新婚生活での貯金方法についてご説明していきますので、ぜひ参考にしてください。
結婚にかかる費用は?
ゼクシィの調査によれば、挙式・披露宴の平均費用は約355万円でした。
さらに婚約や新婚旅行の費用も含めると、約448万円もかかっています。(引用元:https://zexy.net/article/app000001009/)
結婚するまでの貯金方法
こうした多額の結婚資金を貯めるために、二人で力を合わせて節約し、貯金していこうと思うカップルも多いのではないでしょうか。では具体的に、どんな方法があるのでしょうか。
日々使っていたお金を見直す
まず、「安いからという理由で毎日のように使っていたお金を見直す」ことです。例えば、缶コーヒーや缶ジュース、ペットボトルのお茶などの費用を考えてみましょう。
コンビニや自動販売機で上記のようなドリンクを買うと、一本120円から150円しますね。これを仕事の日に毎回買っていたら、120円×22日で、月に2,640円になり、年間なんと31,680円にもなります。
これを、保温できる水筒に、インスタントコーヒーや急須で作ったお茶などを入れていけば、かなりの節約になります。夏は前の日に作っておいて、翌朝冷えたものを入れていきます。
インスタントコーヒーは一杯当たり約10円と言われていますから、缶コーヒーと比べておよそ一日100円の節約になります。これを月に22日、12ヵ月で計算すると一年で26,400円もの節約になるのです。
二人で共通の口座を作る
では、別の方法ですが、二人で共通の口座を作ることです。これによって結婚資金に対する目的意識が高まり、どちらかが貯金が苦手でも助け合えます。
さらに、目標を設定すると良いでしょう。例えば、月に二人で10万円ずつ貯金する、1年後には式を挙げる、など、金額や期間に関する目標を持つと、お金を使ってしまいたいという誘惑に打ち勝つ助けになります。
結婚式そのものの費用を見直す
式までの間に二人で節約し結婚資金のために貯蓄するのも大事ですが、式にかかる費用そのものを見直すのも一つの方法です。
気候の良い、5月、6月、10月、11月は挙式の費用が高くなります。
オフシーズンを狙って、1月、2月、7月、8月などに式を挙げれば、費用を抑えられます。
また、キリスト教式では牧師や聖歌隊の費用が、神前式では和装の衣装の費用がかかるため、人前式がもっともコストを抑えられます。
そして、支払い方法が前払い・当日払い・後払いと選択できる場合、当日払いや後払いであれば、ご祝儀から費用を支払うことも可能です。ただし、当日払いや後払いは、内金として5~20万円ほどを事前に支払う必要があります。式の後、全額を支払う際に内金の額を差し引いた金額を支払います。
新婚生活での節約
家庭環境も経てきた経験も人格も全く異なる二人が共に生活するのですから、初めのうちは摩擦が生じて当たり前です。特に、育ってきた環境によって、金銭感覚がかなり違うカップルも少なくないでしょう。
夫婦喧嘩の原因としてお金の問題がランクインすることも多くあります。ですから、お互いにリラックスしている時を見計らい、お金について冷静に話し合う習慣を身につけましょう。
では、新婚生活で節約するにはどうすればよいでしょうか。
住居費を抑える
まず、住居費は収入の25%以下に抑えましょう。見た目のきれいさに惹かれて高い家賃のところに最初に住んでしまうと、後から節約のために家賃の安いところに引っ越すのにも、敷金や礼金などがかかり、元を取るのに大分かかってしまいます。将来のマイホームを夢見ているのならばなおさら、そのための貯蓄も考え、最初は公団などの家賃の安いところに住みましょう。
必要経費と趣味代のラインをしっかり分ける
また、必要経費と趣味代のラインをきっちり引いて、趣味のお金は夫婦それぞれのお小遣いから出すようにしましょう。
お小遣いの一般的な額は収入の10~15%であるようです。
二人で楽しくお金を貯めていくのがコツ
このように、毎日の小さな積み重ねが節約に繋がり、結婚資金を貯めたり結婚後の家計のやりくりを上手にこなしたりするうえで役立つのです。
お金を節約することを続けるコツは、自分に厳しくなりすぎず、楽しくお金を貯めていくことです。
計算してみて、「今月はこんなに節約できた!」という達成感を味わうなら、二人の金銭感覚をすり合わせ、楽しく貯金していくことができるでしょう。
まとめ
この記事では、結婚資金やその後の生活に向けて貯金するための節約について、ざっとではありますがご紹介しました。
結婚前に毎日の「小さな浪費」を見直すことでかなりな額の節約に繋がります。浮いた額を貯蓄することで、結婚式や新生活の資金を増やすことも可能です。また、結婚式そのもの費用を見直すことで大きな節約につながります。二人でよく話し合い、満足のいく結婚式にしましょう。
また、結婚後は住居費を抑え、生活費からお小遣いをきっちり切り離すということで継続的に節約することが可能です。
結婚を喜びの多いものとするために、皆様に役立てて頂ければ幸いです。
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