お金をかけない生活で賢く貯蓄を増やす方法
生活するための「衣食住」には、すべてお金がかかります。さらに自分の趣味や友達と遊びに行く時にも必要です。
このように生活のさまざまな場面で使われているお金ですが、ついつい使いすぎてしまい、お金が残らない…という状況に陥っていませんか?生活を見直して、まだ節約の余地がある部分を探してみましょう。
節約にはちょっとしたコツが必要です。この記事では節約と貯蓄を叶えるコツをご紹介しています。今よりも少しだけ「お金をかけない生活」を心がけ、実践してみましょう。
お金をかけない節約生活術
ここからは、お金をかけない生活を心がけ、お金を増やすための節約術をご紹介いたします。
食費を浮かす
生活で使うお金の中で食費はかなりの割合を占めています。そのため、食費は日々節約しやすい費用なのです。
例えば、お昼ご飯に着目してみましょう。会社等で働いている方は、食堂で食べたり、外食したりすることが多いと思います。毎日お昼に食べているご飯のうち、白米は自宅で炊いたものを持参し、味噌汁やスープも同様にしてみるのはいかがでしょうか?お米は冷凍保存がききますし、スープも1食分作れるので、自分で持参した方が断然安くつきます。
他には、小腹が空いた時についつい食べてしまうお菓子を我慢するのも1つの方法です。これはお金を浪費しないだけでなく、間食を防げてダイエットの手助けにもなりますし一石二鳥です。
交通費を浮かす
電車やバスで通勤や通学をしている方もきっと多いでしょう。生活するにおいて交通費は欠かせないものです。
交通費を節約する方法はないのでは…?と思うかもしれませんが、実際には以下の方法で節約が可能になります。
例えば地下鉄だったらワンデーパスのような1日乗り放題のチケットが売られています。大阪の地下鉄「大阪メトロ」では、ワンデーパスが平日800円、土日祝600円(いずれも大人料金)で販売されています。駅から駅までの1回分の値段は180円〜370円なので、距離によっては土日祝だと往復するだけで元が取れることもあります。
他にも、何度も利用する区間なら回数券を買っておくのも1つの手段です。
さらに、電車を利用せずに歩いたり、自転車を利用するなどの方法もいいでしょう。健康にもいいですし一石二鳥です。
貯蓄するための3つのコツ
いざ「お金を貯める」となるとケチになったり、質素な暮らしになったりするのでは?と思うかもしれません。コツをつかめば誰しもしっかりお金を貯めることができます。そのコツとはどのようなものなのでしょうか?
目標を設定する
ただやみくもにお金を貯めようとしてもなかなかうまくいきません。大切なのは「いくら貯めるのか」の目標を立てることです。
しかし自分の給料に対して高額な設定をしてしまうと、お金を貯めること自体にもストレスが溜まってしまいます。おすすめなのは、自分の給料の10%〜20%を貯めることを目標にすることです。
例えば給料が月に20万の人だったら月に2万〜4万ずつ貯金できるように設定しましょう。
貯める額を1日分に換算する
先ほどの例を用いると、「月に2万〜4万円貯める」と決めても目標が大きく感じられ、やる気をなくしてしまうこともあります。しかし1ヶ月ではなく、1日あたりに換算してみてはいかがでしょうか?
月に3万円を30日で貯めるとすると、1日あたり1,000円貯めればよいという計算になります。そう考えると目標を達成できる気がしてきませんか?
もちろん目標を達成できない日もあると思いますが、一喜一憂せずにお金を浪費しない癖をつけていけばよいのです。
別の場所で貯金する
お金を貯める際に、貯めたお金を普段使う口座と同じ場所に管理していては、貯まった額もわかりませんし、思わず使ってしまうこともあるでしょう。
貯金は、普段使っているのと別の場所にすることをおすすめします。
そうすることによって、自分が貯めることができた額が目に見えてわかるので、より貯めようという意欲を駆り立ててくれます。また、日々の生活も残った額の中でなんとかやりくりしようという気持ちになるので貯金がうまくいくのです。
「お金をかけない生活」の妨げとなる注意点とは?
お金をかけない生活を心がけ、実践していても、以前に身につけてしまった金銭感覚はなかなか脱ぎ捨てられないものです。お金をかけない生活を妨げる誤った金銭感覚を改めるため、以下の注意点を押さえておきましょう。
クレジットカードの使用に注意
クレジットカードは自分の財布から現金が減るわけではないので、お金が減っているという感覚がなくなってしまいがちです。そのためついついお金をたくさん使ってしまうのです。
クレジットカードを使うとポイントが貯まり、よいことも多いですが、お金の感覚を鈍らせないためにも、節約中はなるべくクレジットカードを使わない方がいいかもしれません。
ローンや分割払いに注意
ローンや分割払いをすると毎月の支払いが少額で済みます。そのため気軽に高額の支払いをしてしまうことがあります。さらにローンや分割払いでは、多くの場合で手数料がつきます。
金銭感覚を狂わせないためにも、大きな買い物はその額が貯まるまではしないように心がけましょう。
まとめ
実践できそうな方法は見つかったでしょうか。お金が貯まると、海外旅行に行けたり、憧れだったブランドの商品を買えたり…と自分の好きなことに使うことができます。貯蓄をすることによって自分の可能性や視野も広がることでしょう。
「お金をかけない生活」を送ることが習慣になり、目に見えて貯蓄額が増えていくなら、節約は苦しいことではなくなります。目標をしっかりと立て、自分に合った節約・貯蓄方法でお金を貯めていきましょう。
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