節約・貯蓄のコツがわかる!賢く上手に貯金をするおすすめの方法8選

節約・貯蓄のコツがわかる!賢く上手に貯金をするおすすめの方法8選

毎日の生活費だけでなく、自分や周りの結婚・出産といった人生のイベント、友人や会社の人との付き合い、息抜きやちょっとした楽しみの外食や趣味などにも、何かとお金がかかってしまうものです。「貯金をしたいけど、どうやったらお金が貯まるの?」と思っている方は多いと思います。

そこで今回は、貯金をする前にしておくべきこと、節約や貯蓄のコツを盛り込んだおすすめの貯金方法をご紹介します。見直すべきところは見直し、自分にぴったりの貯金方法を見つけて、楽しみながら頑張りましょう。

貯金をはじめる前にまずしておくべき3つのこと

20代の世帯では45%、30代の世帯では31%が貯金できていません(金融広報中央委員会調査)。「なかなか貯金できない」という方は、貯金をはじめる前にまず何をしておくべきかをチェックしましょう。

1.何のために貯金したいのかと目標額を明確に決める

まずは、貯金の目的と目標額を設定しましょう。短期的な目標なら「欲しいブランドバッグを買う」、長期的な目標なら「5年後に家を買いたい」「老後のために1,000万円貯めておきたい」などです。「いつまでにいくら貯金する」と明確に決めることで、意識や行動が変わってきます。

2.毎月や毎年の支出額や内容を把握する

毎月や毎年、何にいくら支出しているのかを把握することで無駄な出費を抑えることができます。マネーフォワード MEなどの家計簿アプリを使って手軽に把握するのもおすすめです。

3.貯金用の口座を作る

給料が振り込まれる、光熱費が引き落とされる普段使っている口座に貯金すると、どのぐらい貯金できているか分かりづらくなります。貯金専用の口座を作ることが重要です。

おすすめの貯金方法8選

費用の削減方法からコツコツ貯金まで、さまざまな貯金法をご紹介します。

【貯金方法1】固定費を見直して貯金

毎月出ていく固定費を見直すことで大幅なコストカットができ、その分貯金に回せます。

住宅費

賃貸アパートやマンションに住んでいる方は、条件を見直して引っ越すことで、家賃を下げることも考えましょう。また、住宅ローンの金利が低いと毎月の返済額を抑えられるため、家を購入するなら低金利のときを選ぶと節約できます。

持ち家がある場合は住宅ローンを見直し、金利の低いローンに借り換えするのも得策です。

水道光熱費

水道光熱費の年間平均額は2人世帯で223,764円、3人世帯で262,020円(総務省統計2016年計)です。毎月の水道光熱費を節約すれば、その分貯蓄に回せます。例えば、電気・ガスの契約を見直す、節水に特化した洗濯機に換えるなど工夫や節約を徹底すれば、年間10万円以上もの水道光熱費削減が期待できます。

保険

複数加入している保険の保障内容が重複していることもよくあります。また、低金利時代に契約した貯蓄型の保険は利子が低く、預貯金の方がお得な場合があります。新しい保険も次々に出てきているので、一度見直してみましょう。

自動車の維持費

自動車保険の見直し、低燃費の車種に換える、自動車税・重量税の安い軽自動車に換える、安い駐車場に契約を換えるなどで大幅な支出削減に繋がります。マイカーを手放し、必要なときはカーシェアを利用するといった選択もあります。

通信費

スマホの大手キャリアを利用している方は、最近増えてきている格安SIM(※例「UQモバイル」)に切り換えるというのも一つの方法です。毎月の携帯料金を安くすることができます。

【貯金方法2】自動的に貯まる!給与天引き貯金

ある一定額を、はじめから「なかったもの」にして貯金できる給与天引き貯金があります。毎月の給与が口座に振り込まれる前に一定額が自動的に天引きされ、貯金することができます。勤務先にこのシステムがない場合は、銀行や証券会社などの金融機関による「自動積立定期預貯金」を利用する方法もあります。

毎月1万円の引き落としを設定しておけば、5年後には自動的に60万円貯まります。

【貯金方法3】自炊・家呑み貯金

「自炊していない」という方は、食費を見直しましょう。例えば、一人暮らし世帯で1ヶ月の食費を見てみると、平均39,649円のうち10,897円が外食に当てられています(総務省家計調査)。できる範囲で自炊を心掛ければ、食費を抑えられます。時には外呑みを家呑みにするなどの工夫も必要です。

【貯金方法4】衝動買いをやめてつもり貯金

「欲しい!」と思ったものをすぐに買ってしまうのは要注意です。どうしても必要なもの以外は、買わなくても支障がないケースも多いものです。買ったつもりになってその金額を貯金に回せば無駄な出費を減らせ、「つもり貯金」をすることができます。

【貯金方法5】500円貯金

おつりで発生した500円玉を、貯金箱に入れて貯金する方法です。お気に入りの貯金箱を見つけたり、100円ショップなどの「10万貯まる」「30万円貯まる」といった貯金箱にすれば、目標に向かってモチベーションも上がり貯めやすいです。

【貯金方法6】小銭まるごと貯金

1日の終わりに財布に入っている小銭をすべて貯金箱に入れる方法です。1回分は少額でも、毎日続けて習慣になればお金は貯まります。

【貯金方法7】アプリを活用して貯金

フリマアプリを活用するのもおすすめです。不要品を売ることで売上金が入り、貯金に回すことができます。また、主婦などの女性を中心に人気の手作りした作品を販売し、その売上金を貯金する方法(※例「ミンネ」)もあります。

【貯金方法8】在宅ワークで副業して貯金

副業で在宅ワークをするのもおすすめです。在宅ライターやデータ入力、デザインなどのパソコンを使った仕事の募集は多く、副業で得たお金を貯金に回すことができれば、貯金額だけでなく仕事のやりがいや達成感もあり、スキルもアップします。

まとめ

漠然と「貯金したい!」と思っていても、なかなかできるものではありません。まずは目的や目標金額を決め、支出を把握し、貯金口座を作って貯金をするための準備をきちんと整えることが大切です。

住宅費や保険の見直しなどの思い切った削減や「塵も積もれば山となる」地道な努力を続けることで貯金は必ずできます。

さまざまな貯金方法がありますが、おすすめの貯金方法から、学生や一人暮らしの方、主婦、共働きの家庭など、それぞれのライフスタイルや性格に合った方法を見つけ、賢く上手に貯金をしていきましょう。

コメントフォーム

*
*
* (公開されません)