節約と投資を同時に行ってお金を貯めよう!効果的な方法は?
現在の日本は超低金利で、普通に貯金をしていてもほとんどお金が増えることはありません。そんな中「為替相場が大きく変動した」「株価指数が過去最高値に」といったニュースを聞くと、自分も投資で大きく稼げるかも、と思われるかもしれません。
この記事では、本当に投資はお金を増やす手段として適しているのか。投資にはどんな方法があるのか。投資を始めるうえでの節約の重要性についてご紹介します。
自由に使えるお金を増やしたい方や、投資を始めようか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
節約して浮いたお金を投資に回そう
お金を増やしたいけど、給与はそんな簡単には増えないものです。なるべく早くお金を増やしたいなら、投資をして増やすとよいでしょう。
ただし投資は上手くいくこともあれば、反対に上手くいかないこともあります。そのため、自分の持っている全財産を投資にかけるのではなく、日々の生活で節約して浮いた余剰分を投資に回すのがおすすめです。
まずは節約からスタートしよう
投資のためでなくとも、節約はお金を貯めるのに効果的です。節約は実はかなり効果があり、人によっては投資するよりも節約だけの方が貯金できるなんてこともあり得ます。
「節約だけじゃお金が貯まらないから、投資をしたい」という方も、はじめは節約からスタートしましょう。なぜなら投資はたいてい10万円などのまとまったお金を用意してから、その10万円のうちの何%かを稼ぐという稼ぎ方をするからです。
まとまったお金を作るのには、節約が手堅い方法だといえます。毎月1万円節約すれば1年間のうちに軍資金として10万円を貯めることができますし、その後も節約で浮いた分を投資の資金に回せば、元手を増やしていくことができます。元手を増やせばさらに効率的に投資で稼ぐことができるでしょう。
簡単にできる節約方法
では、簡単にできる節約方法の一例をご紹介します。
スマホ代の節約
多くの人が日常生活で使うスマホは、データプランを変更したり、格安SIMに乗り換えたりすることで、いつもと使用料は変わらなくても月々のスマホ代を安くできることがあります。一度契約内容を見直して、不要なオプションサービスなどを契約していないか確認してみましょう。通話料や通信料が契約プランよりも圧倒的に少ない場合、格安SIMに乗り換えることでさらに最適なプランを見つけることができるかもしれません。
月額1628円~(税込)で使えるスマホ【UQモバイル】水道光熱費を抑える
電気代・ガス代・水道代などは、日々の生活でどうしてもかかってしまうものです。しかし、毎日少し気をつければ、毎月の使用料を抑えることもできます。よくいわれる節約方法は、エアコンの温度を冷房なら28℃、暖房なら20℃に設定すること、シャワーの時間を毎日1分短くすること、お風呂に入るときは蓋を使ってお湯が冷めないようにすることなどです。そのほかに、ガスや電気の契約プラン、契約会社を見直してみるというのも光熱費を抑えるのに役立つかもしれません。
無駄な買い物をしないで出費を抑える
ついつい無駄な買い物や衝動買いをしていませんか?節約をするにはこうした無駄な買い物を極力減らすことが大切です。買い物に行くと不要なものもつい手に取って買ってしまう、という人は、買い物に行く回数を減らしてまとめ買いを心掛けるようにするのもおすすめです。
投資を始める前に
いざ投資を始める前に、一度確認しておいてほしいのは、投資をすれば絶対に儲けられる訳ではないということです。投資は大勢の投資家たちによるイス取りゲームのようなもので、勝者がいる分、敗者もいます。勝つこともあれば負けることもあるということを覚えておいてください。
投資での儲け方について
投資での利益には「インカムゲイン」と「キャピタルゲイン」の2つがあります。
「インカムゲイン」というのは、株や投資信託では配当金や分配金、不動産投資では家賃収入のような、資産を持っているだけで手に入る利益のことです。
「キャピタルゲイン」というのは、株式などの資産を売却することで手に入れられる利益のことです。一般的には、安い時に買って高い時に売れば利益を得ることができます。
投資に本腰を入れず、副収入としての利益を求めるなら「インカムゲイン」をおすすめします。
株主優待を狙った投資もおすすめ
株主優待というのは、株式投資におけるインカムゲインの一つで、ある会社の株を持っていることで受けられるサービスのことをいいます。優待サービスでは、自社製品の贈呈や、QUOカードなどの割引券をもらえることが多いです。株主優待は会社によって年に1回や2回と決められており、株主優待が確定する確定日(※正確にはその3営業日前の「権利付き最終日」)に株を持っていれば優待を受けることができます。
コツコツ貯めたいなら投資信託もおすすめ
投資信託は証券会社や銀行が取り扱っている金融商品で、私たちが積み立てた資金を資産運用の専門家が運用し、得られた利益が分配されるものです。自身で株式投資について詳しく学ぶ必要がなく、大勢の人から集めた資金で運用するので1人当たりの資金は少額で投資に参入できる点がメリットです。
一方で、資産運用を他人任せにしてしまうという不安感や、運用によっては資産が減ってしまうというデメリットも存在します。特に短期間で大きな利益を出すような運用では、損をすることが多いです。とはいえ、投資について深く勉強することが難しいサラリーマンや主婦などにはおすすめです。年利数%の運用にしていれば損をしたときの危険性も低いので、コツコツと資産を増やしたい方には非常におすすめです。
まとめ
お金を増やしたいから投資を始めたいという方向けに、節約の重要性やおすすめの投資方法をご紹介しました。投資は短期的にお金を増やす手段として考えるには危険で、コツコツと増やすというスタイルが安全かつ現実的です。その場合は節約と同時に行うのが効果的ですし、人によっては投資をせずとも節約だけで十分お金が貯まるかもしれません。
投資を始めるにしても、本格的に学ぶまでは株主優待や投資信託の分配金によるインカムゲインを狙うのがいいでしょう。基本的にインカムゲインは、投資額に伴って増加します。投資額を増やすためにも、まずは身近な節約から始めることをおすすめします。
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