引っ越しにかかる金額を減らすには?節約できるポイントをご紹介!

引っ越しにかかる金額を減らすには?節約できるポイントをご紹介!

ひと口に引っ越しといっても、遠方の学校や職場に進学や就職が決まった方やこれから一人暮らしを始めようとしている方、ファミリーでほかの街に住み替えを考えている方などさまざまです。

でも誰もが頭を悩ませるのは、高額になりがちな引っ越し費用ではないでしょうか。できるなら引っ越しにかかる費用は最低限に抑えたいものです。

実は、よく調べて少し工夫することで、引っ越し費用を抑えることが可能です。そこで、今回は引っ越しのときにはどのような費用がかかるのか、引っ越しにかかる費用を節約するためにはどのような方法があるのかなど、引っ越しに関する節約情報をご紹介します。

引っ越しにかかる費用とは?

一回で数十万円の支出になることもある引っ越しですが、必要な支出にはいろいろなものがあります。主に、家財などを運搬する業者へ支払う代金と、転居先が賃貸物件の場合は賃貸契約に必要な初期費用が大きな出費となります。これらの費用をいかに抑えられるか、その節約方法を細かく見ていきましょう。

引っ越し業者への支払代金を節約する方法

引っ越し業者へ支払う代金は、引っ越しする人数や時期、移動距離によって変わってきます。まずは、引っ越し料金の内訳を確認してみましょう。

引っ越し料金の見積もりとは

引っ越しの業者の見積もり料金は、「運賃」「実費」「オプション料金」に大きく分けられます。

「運賃」は移動距離と荷物の量で決まります。
移動距離が遠ければ移動時間もかかり高額になりますし、荷物の量が多いと高額になります。家族の人数が多いとその分荷物も増えるので、単身者よりもファミリー世帯の方が引っ越し代金は高額です。また、大きな家具や家電があるとトラックのサイズも変わってくるので費用がかかります。

「実費」は作業に必要なスタッフの人数分が人件費としてかかります。また、段ボールなどの梱包に必要な資材費、高速道路などを使用した場合の交通費も実費経費となります。

「オプション料金」は基本作業以外の費用を指します。エアコンの着脱、ピアノや乗用車の運送、ハウスクリーニングや荷物の一時預かり、不用品の処分などがこれに該当します。これらのサービスは利用するととても便利ですが、その分引っ越し料金はかなり高額となります。

ではこれらの分引っ越しにかかる費用はどのようにすれば安く抑えられるのでしょうか。

方法1:安い業者を選ぶ

引っ越し業者により引っ越し代金はかなり異なります。一か所だけではなく、数か所に見積もりを依頼してから業者を決めることをおすすめします。他社の見積もり額と比べて、高い部分について値下げ交渉をしてみることで引っ越し代金を引き下げてもらえる可能性もあります。

引っ越し代金の安いプランを利用することもポイントです。業者によっては、学割が使える学生向けのプランや、荷物の少ない単身者向けのプランなど、お得なプランを設けているところがあります。
運搬物の内容・数量などを決めてインターネットでシミュレーションをすると、だいたいの費用が算出できます。

※一括見積もりサービスを利用すれば複数の引越し業者比較・見積もりをすることが可能です。無料で24時間いつでも利用できて便利なので、ぜひ利用してみてください。一括見積もりサービスはこちら⇒⇒今すぐネットで料金比較(無料)

方法2:時期を選んで引っ越す

引っ越し業者の繁忙期は3~4月です。就職や進学などで新しい場所に引っ越す人が多いこの時期には、5~2月に比べると、1.3倍~1.5倍ほど高額になります。引っ越しの時期を選べる場合には、繁忙期をずらすと費用を軽減できます。

また、希望者が集中する土日や祝日よりは「平日」の方が、時間帯も、午前より「午後」の方が割安になる傾向があります。月初めや月末よりも月の「中旬」の方が安くなる傾向にありますが、ここで気を付けなければならないのは、旧居を解約する日の設定です。1~2ヶ月前までには解約の意思表示をすることになっていますが、退去した後も解約日までの家賃は発生します。支払いは日割りや月割りの場合もあるので、できるだけ新居の家賃と二重に払う期間が短くなるようにしましょう。

方法3:引っ越しの荷物の量を減らす

引っ越し代金は、荷物の量が多いほど高額になります。新居で使う見込みがないものや、不用品はできるだけ処分しましょう。不用品をリサイクル業者に買い取ってもらえば、引っ越し費用の支払いに充てることもできます。

方法4:古い大物家電は買い替えも考える

冷蔵庫や洗濯機などの大きな家電は、もし購入してから年数が経っている場合にはこの機会に買い替えるという方法もあります。大きな家電に運搬費用をかけるよりも、引っ越し前に家電をリサイクルショップなどに売りに出して、新しく購入した家電を、引っ越し先に無料で配送してもらうこともできます。消費電力の少ないエコな家電に買い替えをすると、今後の節約にもつながります。旧居と新居のサイズなども比較して考えてみましょう。

賃貸物件の契約費用を節約する方法

転居先が賃貸物件の場合、賃貸契約の初期費用をできるだけ抑えたいと考える方は多いと思います。そのためには、早めの行動が肝要です。契約更新の時期が近づいてきてから動き始めてもすぐに理想の物件に巡りあえるとは限りません。前もってリサーチしておくことをおすすめします。

方法1:賃貸物件は礼金のない物件を選ぶ

賃貸契約の初期費用は敷金や礼金、仲介手数料、管理費のほか、火災保険料や鍵の交換代なども加わり、大きな出費になります。敷金は退去時の部屋の修繕などに使われますが、大きな破損がなければいくらか戻ってくる場合もあります。しかし、礼金は戻ってきません。数ある物件の中には築年数や立地などにより、管理費込みのものや礼金・手数料が不要な物件もあるので、自分の条件と合えば大幅な費用の軽減につながります。礼金・手数料を0円に絞って計画的に物件探しをするのもよいでしょう。

方法2:火災保険料の期限が残っているときには解約する

賃貸の場合、入居時にはたいてい火災保険に加入します。2年契約の一括払い契約に入っていて、半年の契約が残っている状態で引っ越す場合もあるかもしれません。その場合、半年分の未経過保険料は、解約をすれば返戻金として受け取ることができます。保険会社により違いはありますが、未経過分が1ヶ月以上ある場合には返戻金が手に入ります。忘れずに手続きを行いましょう。

もっともっと節約したい!そんな人におすすめの方法

方法1:少ない荷物は宅配便を利用する

距離にもよりますが、荷物が少ない方は、引っ越し業者を使わず宅配便や赤帽の利用で割安になる場合があります。

方法2:長距離の引っ越しは混載便を利用する

複数の荷主の荷物を一緒に同じ目的地まで運ぶ輸送方法があります。長距離で大きな家具が複数ある方には割安です。ただし、荷物が全部揃ってから輸送されるので、到着時間の指定が難しく、荷物の破損・紛失リスクがあること、また、他の人の荷物と混ざってしまうなどのデメリットもあります。時間に余裕がある場合は、荷物に通し番号などを付けて紛失対策をして利用するのも一つの方法です。

方法3:作業の開始時間を指定しない

業者の都合に合わせることで格安になるケースもあります。ただし、時間帯が早朝や夜間になる可能性もあるので、繁忙期にはあまりおすすめできません。

方法4:自分たちで荷物を運ぶ

引っ越し業者に払う代金をとことん節約したいときには、レンタカーを借りて家族や友人に手伝いを頼むなどして、引っ越しの荷物を自分で運ぶ方法もあります。距離や荷物の量にもよりますが、もし業者に依頼せずに自分で運べそうなときには引っ越し代金はかなり安くすませることができます。

まとめ

引っ越しにかかる費用は、引っ越し業者に支払う代金だけではありません。引っ越し先の住居の礼金や敷金などの大きな費用もかかります。もしもこの礼金がかからない住居を選ぶことができれば、何万円もの引っ越し費用の節約が可能になります。

そして荷物が多いほど高額になる引っ越し代金は、引っ越し前にどれだけ荷物を減らすことができるか、タイミングよく家電などを買い替えできるかも節約のポイントです。

引っ越しの時期や、複数の引っ越し業者に見積もり依頼をして、自分に合ったお得なパックやプランを選びましょう。

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