一人暮らしの食費を節約する方法とは?安く抑えたい人必見!

一人暮らしの食費を節約する方法とは?安く抑えたい人必見!

一人暮らしで節約をしようと思ったとき、最初に考えるのは食費の節約なのではないでしょうか。一人暮らしでは、時間がないときにコンビニでご飯を済ませたり、外食をしたりしがちになります。

食費を節約するには、こうした外食を減らし、自炊をするのがおすすめです。

今回は、自炊をメインにした食費の節約方法について詳しくまとめてみました。食費の節約に困っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

一人暮らしの食費の平均はいくら?

政府の総務省統計局によると、単身世帯で1ヶ月にかかる食費の平均は、39,649円だそうです。年間収入別で見てみると、もっとも世帯数の多い、年間収入が100万円以上200万円以下の世帯での食費は31,469円です。(引用:総務省家計調査

年間収入が600万円以上の世帯では、食費に64,637円かかっており、年間収入が増えるにつれて食費も増えていることがわかります。
さらに男女別に見てみると、男性の食費は45,298円であるのに対し、女性の食費は34,656円と約1万円の差があります。

このように、1ヶ月の食費といっても収入や性別で多少の違いがあります。食費は月に3万円までという話をよく聞きますが、毎月3万円に抑えようと思っても、特に男性にとっては厳しいものです。大切なのは必要な支出とのバランスです。まずは自分が使っている月間のお金を用途別に把握し、食費にどれくらいのお金が使えるのかを確認しましょう。

食費を節約するには自炊が必要?

自炊をせず、コンビニのご飯で済ませたり外食をしたりするとき、ついつい1,000円以上使っていませんか?こういった出費の繰り返しで、食費は高くなっていきます。コンビニや外食を減らすためには、自炊が一番です。

先ほど政府の総務省統計局による調査から、単身世帯1ヶ月の食費の平均は39,469円だと紹介しました。その内訳を見ると、10,897円が外食に使われています。

自炊では1食300円程度で抑えられるので、外食をしなかった場合、30日で27,000円となります。外食をした場合と比べ、12,000円以上の差があります。

もちろん友人との食事など、まったく外食をしない、というわけにはいかないと思いますが、やはり自炊は節約に繋がるということがわかります。

自炊には節約以外のメリットも!

また、自炊にはほかにもメリットがあります。

材料を自分で選べる

自炊のメリットの1つは、材料を自分で選べることです。特にコンビニなどの食べ物は、長持ちさせるために添加物が多く含まれています。

外食でのご飯も、どんな材料が使われているのかを実際に見たことはないですよね。それに対して自炊では、自分で材料や調味料を決めるので体にいいものを使うことができます。

味や量を調整できる

自分好みの味や量に調節ができることもメリットです。

お袋の味というように、人それぞれ好みの味はあるものです。料理をしながら、自分の好きな味を見つけるというのも楽しいものです。

お金がかかるのはわかっていても面倒で料理をあまりしないという方は、ぜひ自分好みの味探すなど、料理を楽しんでみてください。

献立を考える時のポイント

自炊の第一歩としてまずは献立を考えてみましょう。上手な自炊をするための献立のポイントを紹介します。

買い物に行く前に献立を考えておく

買い物に行く前に献立を考えておくことで、何を買うか迷わずに済み、買い物の時間短縮に繋がるというメリットがあります。献立は買い出しの頻度に合わせて、3日から1週間分ほど決めておくといいでしょう。

同じ食材が使える料理を考える

献立を考える際には、同じ食材が使える料理を考えることが大切です。たとえば、肉じゃがとカレーは、にんじん、玉ねぎ、肉、じゃがいもなど材料がほぼ同じです。炒め物やスープ、サラダには、キャベツを共通して使うことができます。

このように1つの食材を、いくつかの料理に使い回せるよう工夫することで、買う食材の量が減り、食材が余るのを防ぐことができます。

作り置きができるレシピを考える

また土日などの時間があるときに、作り置きができるレシピを考えるのもおすすめです。作り置きしてタッパーなどに入れて保存しておけば、忙しい日はそれを温めるだけでご飯が完成します。メインのおかずだけでなく、きんぴらごぼうや筑前煮などの副菜を作って常備しておくと、あと一品欲しいというときに活躍してくれます。

料理のリメイクも考えてみる

自炊に慣れてきたら、料理のリメイクも考えてみましょう。肉じゃがやカレーが余ったとき、具材をつぶして衣をつけて揚げれば、コロッケにリメイクすることができます。唐揚げを多めに作っておけば、翌日のお弁当に入れることや、甘酢ダレをからめてチキン南蛮にリメイクすることが可能です。

買い物の仕方でも節約できる!1週間ごとに買い出しに行こう

買い出しの頻度は、週に1回くらいのペースがおすすめです。こうすることで、何度も買い出しに行かなくて済む上に、野菜やお肉をまとめて安く買うことができます。

買った食材が1週間保つのかどうか不安に思う方もいるかもしれません。そういうときは、長く保存できるものを選んだり、保存方法を工夫したりして長持ちさせましょう。

基本的に野菜は、冷蔵や常温で1週間以上保存できるものが多いです。たとえばキャベツは冷蔵庫で2週間、じゃがいもは常温で1ヶ月もしくは、冷蔵庫で3ヶ月、玉ねぎは常温で2ヶ月保存できます。

お肉は、冷凍で約1ヶ月保存しておくことができます。まとめて安く売られているお肉をゲットして、家で冷凍して使いましょう。冷凍保存の方法は、大きいものは小さく切っておき、1回で使い切れるよう小分けにします。

それぞれをラップできっちり包み、あとは冷凍庫に入れるだけです。冷凍庫で急速に冷やせるよう、金属トレーなどがあれば、さらに鮮度を保ったまま冷凍させることができます。

このように保存方法を工夫すれば、週に1回の買い出しでも十分自炊ができます。買い出しに行く前には、家に配られるチラシや情報サイト、アプリなどを参考にして、お買い得なお店や時間を探してみてください。安く食材を手に入れることも節約に繋がります。

まとめ

食費の節約は、やり方を学んで実践すれば大きな効果をもたらしますし、生活習慣の改善にもなります。工夫をして、効率的・健康的な節約をしましょう。

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