家計の見直しポイントを紹介!支出の内訳と割合から見る節約ポイントとは?
「毎月、何にお金を支払っているのか把握していない」
「スマホの料金プランが高過ぎて困っている」
「保険や年金、税金について専門家に相談したい」
など、家計やお金のことでお悩みの方は少なくありません。もちろん、収入と支出のバランスは大切ですが、家計のムダを見直したり、お金のライフプランを少し組み立てたりすることが明るい生活へと繋がります。
ここでは、家計の見直しに関するポイントを簡単にまとめています。ご自身の家計簿と照らし合わせながら、ぜひご参考にしてください。
家計の見直しと節約!まずは内訳の確認から
総務省統計局の調査によると、二人以上の世帯の毎月の消費支出は1世帯あたり283,508円で、そのうち約28%の79,878円を占めているのが、食料にかかる支出ということです。『出典:総務省統計局,家計調査報告-2022年(令和4年)6月分-http://www.stat.go.jp/data/kakei/sokuhou/tsuki/pdf/fies_mr.pdf』
単純に計算しても、1年間で約100万円近くもの金額が食費に消えていることになります。「なんだ……。じゃあ、食べる物を切り詰めて貯金すれば簡単じゃないか」と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、食事はエネルギーの源です。もちろん、食費を節約すれば貯金額が増える可能性はあります。しかし、毎日の食事を3食から2食、または1食に減らすことで健康に支障をきたし、各種医療機関へ通院するような状態に陥ってしまったら、元も子もありません。
そうならないためにも家計の見直しは、まずは支出の内訳と割合をしっかりと把握することから始めてみましょう。細かく確認することで、これまで見えなかった節約ポイントが現れてくるかもしれません。
家計に直結!スマホ代と通信費がポイント
食費に次ぐ消費支出は、交通・通信費(その他の消費支出を除く)です。
そのうち通信費については、現代生活には欠かすことのできない支出の筆頭であり、中でもスマートフォンはなくてはならないアイテムの一つに挙げられます。しかし、日本のスマートフォン(MNO)シェア上位3事業者が提供する料金プランは、世界的にも高額なグループに属しており、それに並行して毎月の支払額も高い水準となっています。
そこで近年では「格安SIM」と呼ばれる、UQモバイル、mineoなどの「MVNO(仮想移動体通信事業者)」を利用している方も大幅に増加しています。
MVNOとは簡単に言えば、NTTドコモなどのキャリアからネットワークを借りてインターネット事業を展開している企業のことです。独自回線を持たずコストを削減することで、MNOと比較してリーズナブルな料金プランを提供することが実現されました。お持ちのスマートフォンをMVNOへ見直すことで、家計に直結する毎月の通信費を2割から4割ほどに抑えられることも考えられます。ただし、MVNOによっては使用できない機種など注意点もありますので、お申込み前に必ずご確認ください。
家計の見直しをプロに相談してみる
家計相談を無料で行っている会計事務所、銀行、信用金庫も多く存在します。家計にかかわる金融、貯蓄、不動産、税制、教育資金、各種ローン、生命保険および年金など、お金の専門家であるファイナンシャル・プランナー(FP)に現状を包み隠さず相談することは、家計を前向きに見直すチャンスになり得ます。万が一、家計のことで困っていたり悩んでいたりする場合は、そういった「プロ」に相談することもおすすめします。
ファイナンシャル・プランナーへの無料相談なら「FPナビ」がおすすめです。
クレジットカードで上手に家計をやりくり
近年ではキャッシュレス化が本格化しており、商品や店舗形態によっては現金で購入するよりも、クレジットカードや電子マネーを使用した方がお得なケースが多数あります。クレジットカード利用時のポイント還元を活用したり、電子マネーで残金を可視化したりすることは、家計の節約およびお金の管理に大きくかかわります。たかが1ポイント、たかが1円とは考えず、コツコツと着実に積み上げていくことが節約術であり、そうした一歩一歩が将来の貯金にも繋がると心得ておくことも大切です。
まとめ
今回は、家計の見直しに関するポイントについて簡単にまとめてみました。毎日の生活に直結するのが家計であり、お金にかかわることなのでシビアになってしまうのは当然です。
買物をたくさんした、クレジットカードを使い過ぎてしまったような月には、家計から目を背けたくなってしまうこともあるはずです。しかし、前に進むためには真正面から家計と向き合うことも時には必要です。
毎月の消費支出を正確に把握し、コツコツと少しずつ節約していくことが貯金への近道かもしれません。また、困った時には、お近くの会計事務所や銀行へ相談してみることも大切です。
コメントフォーム