貯金額の目安ってどれくらい?毎月コツコツ貯めていくことがポイント

貯金額の目安ってどれくらい?毎月コツコツ貯めていくことがポイント

「将来のことを考えて貯金したいけど、一体どのくらい貯金したらよいの?」とお悩みではないでしょうか。いざ貯金を始めようと思っても、目標がなければなかなか難しいかもしれません。

そこで今回は、世間一般ではどれくらい貯金をしているのか、1ヶ月の貯金額の目安はどのくらいなのかをまとめてみました。

貯金をまだしたことがないという方、貯金がなかなか続かないという方は、ぜひこの記事を参考にして、具体的な貯金額の目標を持ちましょう。きっと貯金がしやすくなるはずです。

年齢別の平均貯金額をチェックしてみよう

貯金は、これからの生活や、万が一何かあったときのために、しておいた方が安心です。たとえば、転職や留学、結婚などの生活環境が変わるライフイベントや、何かトラブルに巻き込まれて怪我をし、働けなくなった場合、まとまったお金が必要となります。特に稼ぎがなくなっても生活できるよう、1〜3ヶ月分の生活費くらいは貯金しておいた方が安心です。

では実際に周りの人はどれくらい貯金をしているのか、平均額を確かめてみましょう。

政府統計局の調査による年齢別平均貯金額(1世帯あたり)

平成28年度の世帯主年齢別の平均貯金額は、以下の通りです。

29歳以下 154.8万円
30〜39歳 403.6万円
40〜49歳 652.0万円
50〜59歳 1,049.6万円
60〜69歳 1,337.6万円
70歳以上 1,260.1万円

こんなに貯金できないと思う人もいれば、すでに平均を上回る貯金をしているという人もいるでしょう。

1ついえることは、この金額は継続して貯めていったものなので、一度にこの金額まで貯金する必要はないということです。どのくらいの貯金があるものなのか、目安として参考にしてみてください。

所得と貯金の関係

貯金をするにあたって、所得がどれだけあるかということが大切になってきます。上に書いた年齢別の平均貯金額からもわかるように、年齢を重ねると貯金額も増えます。これは年齢を重ねた分、所得が増え、貯金に回せるお金が増えたからだといえるでしょう。逆に、十分な所得がなければ貯金すること自体難しくなりますし、所得に見合っていない貯金は日々の生活を苦しくしてしまいます。

毎月いくらを目安に貯金すればいい?

世間ではどれくらい貯金をしているのかわかったら、それに向けて毎月どれくらいのお金を貯金に回せばよいのか確認しましょう。何年後までに何万円貯金する、という大雑把な目標ではなく、毎月何万円貯金するという細かな目標にするのがおすすめです。

毎月の貯金額は、所得の10〜15%を目安にしよう

日常生活への負担や貯金期間を考えると、毎月の所得の10〜15%を貯金に回すのがよいでしょう。これは小さなお子さんがおり、かつ共働きの家庭の目安です。10%を貯金するというのは、たとえば月収20万の人が毎月2万を貯金に回すということで、10ヶ月でちょうど月収分が貯金できます。また、所得の15%を7年間貯め続ければ、貯金額はあなたの年収分になり、何百万といったお金を貯めることが可能です。

貯金の方法は?

口座を分けて貯金をする

貯金をするときは、貯金用の口座を分けて作っておくのがおすすめです。そうすることで普段の生活で使うお金とは分けることができ、知らず知らずの内に貯金のお金まで使ってしまうということを防げます。また、貯金用の口座を作るときは、少しでも金利の高い銀行を選びましょう。

金利とは、銀行にお金を預けることで銀行からもらえる利息のことです。銀行にお金を預けると、銀行ではそれをそのまま保管しておくのではなく、事業主や住宅ローンを組みたい人に貸し出すなど、経済を回すために使用しています。そこで、預けてもらった金額や期間に応じて、預金者にも預けてもらった金額の何%かを還元するという仕組みになっています。銀行ごとに金利率が違うので、一度チェックしてみるとよいでしょう。

そもそも貯金するお金がないときは

「貯金を始めたいけど、毎月の収入は生活費に消えてしまうため貯金に回すお金がない」という方もいらっしゃるかもしれません。そういうときは毎月の収入を増やすか、支出を減らすことで、貯金に回すお金を作りましょう。

収入を増やすには、単純に労働時間を増やしたり、給料のいい会社に転職したりという方法のほかに、ある程度お金を貯めてから、株や為替で資産運用をしてお金を増やすという方法があります。

支出を減らすには、毎月の生活費を見直し、節約を心がけ、無駄な買い物をしないようにしましょう。毎月かかる光熱費やスマホ代も、プランを見直せば安く済むこともあります。ぜひ自分にできる方法で貯金に回すお金を作ってみてください。

まとめ

この記事では、貯金額の目安についてご紹介しました。基本的に何百万円と貯金している世帯が多く、何千万円といった額を貯金している人もいます。今から貯金を始めるという人でも、焦らず毎月の所得の10~15%を目標に、少しずつ貯金をしていきましょう。

貯金をするときは生活費との口座とは分けて、金利のよい銀行に預けるのがおすすめです。また、なかなか貯金に回すお金がないという方は、収入を増やすか、支出を減らす必要があります。ぜひ日々の生活を見直してみてください。

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